アイレーシックの特徴とメリット・デメリット

アイレーシックの特徴

アイレーシックとは、米国アボットグループの設備を使用したレーシックのことです。イントラレーシックの手法の1つであり、アボットグループのイントラレーザー、エキシマレーザー、スキャナーを使用することによりアイレーシックと呼ばれます。

イントラレーザーは角膜をはがしフラップを作成します。そしてエキシマレーザーで屈折異常を矯正し、スキャナーで一人一人の目の形状を測定します。

他のレーシック施術では使用しない「スキャナーを使用する」のがアイレーシックの最大の特徴と言えるでしょう。そのことにより一人一人の目の形状に合わせたカスタムメイドのレーシックと呼ばれています。

アメリカのNASAも認める技術

アイレーシックの特徴は、アメリカのNASAが宇宙飛行士の視力矯正手術として認めるほど高度な技術が用いられているという点で、個々の目により異なる高次収差を補正することが可能となっています。

この高次収差を補正する技術はウェブフロントレーシックとも呼ばれており、これにFSレーザーが加わることでより高い安全性と正確さが補われているのです。

ただこうした機器の性能が向上する一方で、担当する執刀医の知識や経験というのも当然に必要となりますので、単に術式に名前だけで安心感を得るのではなくそうした点についてもよく確認しておく必要があります。

MEMO
名古屋のレーシック眼科でアイレーシックが受けられるのは次の2院になります。

  • セントラルアイクリニック
  • 名古屋アイクリニック

アイレーシックのメリット

アイレーシックのメリットは2つあります。

合併症が起きにくい

アイレーシックが登場する前は、マイクロケラトームを使用してフラップを作成していました。マイクロケラトームは金属のブレードで削っていたので、切断面がギザギザになり、ひどい合併症を引き起こしてしまうこともあったのです。

しかし、アイレーシックでのフラップの作成ではイントラレーザーというレーザーを使用します。レーザーで削ると切断面がきれいになるので合併症が起きにくくなりました。

見え方の質がいい

アイレーシックは、スキャナーで目や角膜の形状を精密に計測し、その結果に沿って照射を行います。

照射のときもコンピューターによって動きが制御されているので、より正確な照射がなされているのです。それゆえに唯一のカスタムメイドなレーシックと呼ばれますが、それによりきれいでクリアな見え方が実現されるのです。

アイレーシックのデメリット

アイレーシックのデメリットと言えば料金が高いことでしょう。より正確にオーダーメイドなレーシックを行ってくれるので安心とは言えますが、その分金額がどうしても高くなってしまうのです。

初めてアイレーシックを導入した神戸クリニックで35万円、レーシック症例実績数が日本一の品川近視クリニックでも15万円はかかります。保障なども合わせて比較しながらクリニックを検討してみると良いでしょう。

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